不動産投資を始めたきっかけ4

そして2回目の打ち合わせ。

特に疑問もなく信用できそうな会社だったのと営業の印象が良かったし、何より将来に向けて何か資産を残したいと思っていたので今回の打ち合わせで決めようと思っていた。

 

前回と同じ喫茶店に向かう。

 

到着すると二人はすでに待っていた。

 

佐藤「どうですか?ご検討いただけましたか?もし気になることがあればご説明いたします」

 

「本当に毎月の積立金だけでできるんですよね?仮に早くやめようと思ったらやめられるんですよね?」

 

佐藤「もちろんです。お若いうちに是非始めた方がいいと思いますよ」

 

「最初は怪しいと思ってましたけど説明を聞いてやってみようかと思っています」

 

佐藤「本当ですか?では本日は仮契約だけ進めさせて頂きます。ですが前回の物件は売れてしまったので今回はお客様のご年収にあった物件を用意させて頂きました。」

 

前回と違う資料が出てくる・・・

 

5000万円??

 

前回見せてもらった参考資料の金額の倍の値段だった。

 

初めて見る金額にとまっどっていると

 

佐藤「こちらの物件の方が節税効果も高いですしご年収に合っていますのでおすすめです。ローン完済後の家賃収入も多いですし」

 

金額は多少気にはなったが信用しているしまぁいいかという感じで契約してしまった。

嫌なら売却もできると言っているし残る資産は多いほうがいいし・・・

 

佐藤「ではこちらにサインをお願い致します。後日重要事項説明と本契約を行いますので準備が整いましたらまた連絡します。」

 

契約書にサインをしこの日は解散した。

 

今思えば不動産のオーナーという響きに浮かれていて周りが見えていなかったんだと思う。

このときは完全にこの業者のカモにされているなんて思ってもいなかった。